美容師に出張して貰ってカットやカラーはダメって本当?友達なら大丈夫?

美容師の出張サービスって聞いたけど、それって何処でしてるの?法律的にしても大丈夫?

結婚式などの冠婚葬祭で知り合いに来てって頼みたいけど良いのかな?

病気やケガで出歩けないから、出来たら来て欲しいけど場所はどこでするんだろう?

普段あまり利用しないサービスなので、いざ必要となった時に気になりますよね。

実はきちっと決まっているので、わかりやすく説明します。

基本お店以外での営業はダメ

『理容師及び美容師法』で決まっていて、理・美容師は保健所に届け出ている理・美容所(お店)以外での業(繰り返し行う営業行為)をしてはいけないんです。

美容室をオープンする時に、管轄の保健所に事前に届け出をします。

場所は何処で、美容師免許を誰がもってて、いつからオープンで決められた衛生用品が整っているのかや店内の換気、照明や間取りなど細かく決められています。

その届け出た場所以外で営業行為をすることは禁止されています。

なので、定期的に出張して外で青空美容室をしたい。

ってなってもアウトです。

ただし、一定の条件でなら認められています。

特別な事情の時は大丈夫

『特別な条件』というのも、人によってバラバラの価値観での特別な条件では無くて、決まった条件の場合で認められています。

以下の5つの場合になります。

1 疾病その他の理由により、理・美容所に来ることができない者に対して、理容・美容を行う場合

2 婚礼その他の儀式に参列する者に対して、その儀式の直前に理容・美容を行う場合

3 付近に理・美容所のないへき地に出張して理容・美容を行う場合

4 刑事収容施設及び被収容者等の処遇に関する法律第二条第一号に規定する被収容  者又は同条第二号に規定する被留置者に対して、理容・美容を行う場合

5 演劇、演芸等に出演する者に対して、その出演の直前に理容・美容を行う場合

引用元:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/07/dl/s0718-16c.pdf

この5つの事情の時にのみ認められています。

ただし、これらは業(繰り返し行う性質の行為)として金銭を受け取る場合に決められているので、『無償のボランティア』はここに含まれません。

一部を除いて事前に届け出が必要

上に説明した、2.と5.に関しては届け出が必要無く、有償で行っても大丈夫です。

友達の結婚式にヘアセットをしてあげたい、とかで行く場合は届け出はしなくても大丈夫です。

謝礼として多少頂くかもしれませんが、足代ぐらいにしかならないし営業行為として成り立たないです。

そのほかの1.3.4.は事前に管轄の保健所に届け出をしないといけません。

病気やけがで動けなくて、たまに行ってしてあげるだけ。

相手も無料は悪いから気持ち程度渡してくれる。

これも届け出無しはアウトです。

誰が何処に届け出る?

この出張行為をしようとしている本人が管轄の保健所に届け出をします。

営業日の前日までには必ず届け出をします。

代理人でも認められますが、その出張業務を監督している組織の管理者のみ認められているので基本的には自分で届け出をします。

まとめ

意外としっかりとした決まりの中で衛生管理も決められています。

ただし、震災などの災害時は一定期間認められる条件が広くなることが多いので、困っている人がいて助けてあげたい!

という時には是非助け合いましょう。

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