サロントリートメント施術とお家のトリートメントの違い

カラーやパーマをしたりすると、どうしても髪が乾燥しやすくなります。

これは、 髪や肌が弱酸性なのに対して、基本的にカラー剤やパーマ剤がアルカリ性のpHの為にダメージしてしまいます。

カラーやパーマを一度もしたことのない髪はなかなか傷むことがありません。

美容室でカラーやパーマをした時は、出来るだけ追加メニューのトリートメントをしてもらうことでカラーやパーマで負担になったダメージを軽減したり保湿したりします。

軽いトリートメントでもするのとしないのでは、長い目で見た時にダメージがかなり変わってきます。

美容室によりますが高単価のトリートメントでしたら1ヶ月前後手触りが良くなってまとまりが良くなるトリートメントもあります。

同時にpH調整剤と言って、カラー剤やパーマ剤のアルカリ性で元々弱酸性だった髪がアルカリ性に傾いたのをもとの弱酸性の髪に戻してくれる役割もあります。

このサロントリートメントのプロセスをしないでいることで、髪にアルカリ性が残り数日の間とても傷みやすくカラーの色味やパーマのウェーブが落ちやすくなります。

このサロントリートメントのプロセスをしないでいることで、髪にアルカリ性が残り数日の間とても傷みやすくカラーの色味やパーマのウェーブが落ちやすくなります。

これを『残留アルカリ』と言って、美容師でしたら髪を触っただけで普段お手入れしてくれている髪か、していない髪かはすぐにわかります。

指先で触れた時に、キューティクルが浮いた状態の質感になっています。

こまめにヘアケアして頂いている方の髪は、塗れてもツヤ感と水分が残っていて絡まりにくい状態でいてくれます。

ダメージの少ない髪でいてくれることで、ヘアカラーやパーマのデザインがかかりやすくなったり、色もちが良くなります。

美容室では、ダメージで破損した部分を一時的にでも人工的に補修させて綺麗な状態に整えてくれる効果があります。

お家でのトリートメントの役割

一般的なお家でのトリートメントの役割は、 普段のシャンプーで洗い流したときに髪本来に必要な水分や油分まで流してしまった分を補う役割があります。

面倒でシャンプー後にトリートメントをしない日があると凄く乾燥するはずです。

役割で言うと『補修』ではなく『保湿』に近い感じです。

一時的に水分や油分を補うイメージで、髪に定着する力はほとんどなくもう一度シャンプーすることで落ちてしまいます。

また、カラーやパーマなどの薬剤のダメージを抑えたり残留アルカリを除去するなどの効果はあまり期待できません。

毎日続けることで日々の乾燥から髪を守ってくれて乾燥によるパサつきを抑え、ダメージによる髪の劣化を軽減してくれる効果が期待できます。

美容室でしっかりと直した髪を、お家で続けて頂くことで手触りや質感を長く持続させることが出来ます。

せっかく美容室で高価なトリートメントをして頂いているので、出来るだけ長く綺麗な状態でいて頂きたいので美容師がよく商品をおすすめしてくると思います。

サロンでの施術トリートメントの役割

美容室でのトリートメント施術メニューの役割は、『補修』効果の役割が多いです。

数多くのメーカーから色々なトリートメント剤が出ていて、すべての説明は難しいですが低価格帯のモノから高価格帯のものまでいろいろあります。

サロンでのトリートメント施術の値段の違いは、一般的にはつける薬剤の種類の数によります。

サロントリートメントは『システムトリートメント』という扱いで、数種類の分子量の違う補修効果のあるトリートメントを髪質やダメージなどに合わせて、適量を適した順番に塗布していき髪の中で定着させていきます。

分子量とは、そのままですがトリートメントの効果のある成分の分子のサイズで分けられています。

この分子サイズが小さいほど髪の細部に入りこみやすく、隙間を埋めていってくれます。

ただ、小さいのだけでは弾力も出ないし小さく入りやすい反面、出ていきやすいのでそれに吸着しやすい性質の少し大きめのサイズの成分も順番に入れていきます。

そうすることで余分なスキマを出来るだけ埋めて、落ちにくくしながら弾力を持たせる効果があります。

たとえば、コップの中に同じ大きさのゴムのボールを一杯になるまで入れるのと、それぞれ大きさの違うゴムのボールを一杯になるまで入れるのでは、隙間なく高密度でしっかり埋まるのはどちらなのかイメージしやすいと思います。

その埋めた状態をキープさせるためにそれぞれの分子をくっつけ合う役割のトリートメントも同時にするので、サロンでのトリートメント施術は効果が長持ちします。

また、さきほど触れたカラーやパーマ剤の『残留アルカリ』も除去してくれるので、髪に余分なダメージを残さず色もちやパーマの持ちも良くなってくれます。

まとめ

サロントリートメントとお家でのトリートメント、両方『トリートメント』っていうので違いが分かりにくいですよね。

それぞれが違う役割があるので、どちらをした方が良いか聞かれますが答えは『どちらも必要です』になってしまいます。

あまり負担になって維持することが難しくならないように、無理なく出来る範囲で続けて頂ければ嬉しいです。

美容師たちはお客様のというか、自分のお店に来られない普段その辺の道で通り過ぎた人の髪もみんな全員綺麗でいてほしい。

と単純に思っている人がほとんどだと思います。

髪がお手入れされて、綺麗でいるとやっぱり輝いて見えるし素敵に見えます。

また美容室に来て頂いたときに、ダメージの少ない髪の方がお客様のご要望に近づけやすいです。

たまーに傷みすぎていて、ご要望のデザインにお応えできないことがあって、美容師側もとても悲しくなります。

なので、本当に 『無理なく』『出来る範囲で』良いので『継続』して頂ければ、あとは美容師が全力で綺麗にさせて頂きます。

毎日のお手入れに、少しでも目標や意味合いを持っていただければ嬉しいです。

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