大学を卒業してからや他業種からの美容師への就職の時の注意とは

最近、大学にせっかく入学してたのに退学して美容学生になったり、すでに社会人の方でも数年働いてから美容師に転職される方がいてます。

一人一人の夢ですし、正直やりがいもかなりあるのでおすすめできる仕事ですが、表面の『華やか』な部分だけ見ての転職でしたら注意です。

下積み時代は3~5年はかかります

美容学校を卒業したからと言って、美容室に就職後すぐにお客様をカットさせてもらえません。

美容専門学校で身に付く内容は、あくまで専門分野の基礎知識だけです。

今まで何の知識も無い状態から、決められた2年間授業を受けて幅広い技術内容や薬学知識の大まかな知識を学び、美容師免許の国家試験の合格に向けての筆記試験の勉強や実技試験の練習をしていきます。

そんなことをしている間に2年間はあっという間に過ぎてしまいます。

いきなりカットをさせてもらえない理由は、お客様一人を責任をもって担当させて頂くうえで、髪質や毛流れ・デザインやご来店いただいたお客様の髪の状態に応じた薬剤知識、いざ施術をさせて頂く前にお客様のイメージが髪質からして可能か、またどのラインまで近づけれるか等を総合的に施術に入る前にリアルに仕上がりが見えていないと出来ません。

美容師がカットしたり薬剤付けてから、どうなるかわからないですが何とか出来るだけ頑張ってみます。

なんてこと出来ませんよね。

する前に、した後がはっきりとした形でイメージされていて、そこからの逆算で何の技術が必要かが分かるようになるまでにはどうしても数年はかかります。

ましてや、一人一人の骨格・毛流れ・髪質・履歴・デザイン・くせの状態等、何もかもが違うのに教科書を読んだだけで出来る内容ではありません。

下積み時代に先輩のもとで、自分に責任が掛からないポジションで勉強させて頂く期間です。

最初はシャンプーや掃除や準備等から

技術的に致命的な失敗をすることのない『シャンプー』で色々な骨格や毛流れ髪質等、まずは『知っていく』ことから始まります。

また綺麗なカットをするために、どういう状態にシャンプーやトリートメントをどれぐらいつける必要があるか。

カラーをした時に薬剤を流すシャンプーをするときも、ただ流すのではなく『乳化』といってお湯と馴染ませながらムラなく綺麗な発色にさせていく技術も必要です。

薬剤調合や塗布だけでは綺麗なカラーは作れません。

シャンプーの時も細心の注意が必要です。

同じようにパーマや縮毛矯正などそれぞれに最適な髪の下準備があります。

いざ自分が責任者として担当させて頂くときに、出来ないと綺麗なデザインを作れません。

また、下準備をしていくことでどんな状態の方にはどのような道具や薬剤が必要か学べます。

教科書で学ぶにはマニュアル化出来ない内容が多すぎて、これを学ぶ大切な期間になります。

徐々にカラーやパーマ等先輩と一緒に

カラーやパーマをして頂くお客様には、今までに美容師が二人で同時に施術をさせて頂いた方がいらっしゃると思います。

スタイリストという担当者が、手が空いてて一緒にさせて頂くこともありますが、多いのはアシスタントという先ほどの下積み時代の練習生が一緒にさせて頂くことが多いです。

人形の頭で何回も練習して、その後人毛で慣れるために練習用のモデルさんにも協力してもらって試験などを通過したら、先輩の目の届く範囲でお客様を一緒にさせて頂きます。

お客様で練習というわけでもないのですが、色々な髪に触れて勉強していくことで将来安心して任せてもらえる美容師へと成長していくので、失敗しないように常に先輩の目の届く範囲で一緒にさせて頂いてます。

もちろん何かあってもスタイリストはどの状態からでも挽回というか、ご希望の仕上がりまで修正することも出来ます。

そういった修正する技術も学んでいきます。

そのため慣れていなさそうなスタッフがさせて頂くことがありご不安に思われるかもしれませんが、美容師全員が通ってきた道で、きちんと仕上りも保証させて頂いているのでどうかご理解いただければと思います。

3~5年ほどでカットも合格してからがスタートです

シャンプー・ブロー・セット・カラー・パーマ・縮毛矯正・カット等一通りの技術をお店ごとのテストを合格したら、ようやく念願のスタイリストデビューです。

この瞬間から、いち責任者として担当者としてお客様に入らせて頂きます。

ここがゴールではなく、ようやくスタートです。

もちろん下積み時代はお給料も少なく、思うように遊べないし買い物も出来ません。

休日も講習で勉強会に参加していき、サロンで学べない知識を身に付けていきます。

カット用のハサミやブラシ、そのた個人で使う道具は全部自分で購入していくのでその資金も必要です。

練習する時間も費用も必要なので遊んでいる暇はありません。

まとめ

どうですか?

これから美容師になろうか悩んでいる方に読んで頂いて、この記事を読んで大変そうだから辞めとこう、と思う方は実際に美容師になったところで続かないし専門学校の費用もタダじゃありません。

早めに辞めることも賢明な判断です。

下積みの勉強も楽しそう!色々今まで知らないことを沢山学べるチャンスととらえて楽しめる方は大変ですが、やりがいもあるので絶対に美容師になってほしいです。

スタイリストになって、多くのお客様から必要とされたらお給料も同期の大学を卒業した友達よりかなり多くもらえます。

20代で1千万円かせぐ美容師もいます。

18万円前後の美容師もいます。

どれだけ本気で努力と時間を費やせるかと、結果にこだわるかで何でもできる業界です。

是非チャレンジしてください!

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